フリーランスの仕事

フリーランスになったら自分のホームページを作っておこう!

2021年1月8日

フリーランスになったら自分のホームページを作っておこう!

こんにちは、まっつんです。

フリーランスとして本格的に仕事を始めるようになってくると、自分のホームページはあった方がいいのか・・?

と気になってくる時がやってくるはずです。
私自身は、フリーランスとなってから2年目の時に、自分のホームページを作りました。

昨今ではフリーランスを支援するエージェント事業者も増えてきていることもあり、特に必要性を感じていない人もいるかもしれませんが、結論から言うと、

あった方が良いに決まってるじゃん!

になりますので、今回はそのあたりを書いていければと思います。

ホームページを作れば案件が取れるの?

あった方が良いに決まってるじゃん!なんて書いておきながら、いきなり逆説的なことを書きますが、フリーランスがホームページを作っただけでは、案件を取るどころか、おそらく問い合わせすらきません。
※既にその道での有名人であるとか、スーパーフリーランサーの場合は別です笑

残念ながら、ホームページ(ポートフォリオサイト)を開設すれば、見込み顧客からの集客に繋がることには直結しないんです。

ホームページは、案件受注の可能性を広げるものとして捉える

じゃあ作っても意味ないじゃん!って思われる人も多いかと思いますが、作る意味は大いにあります。

ホームページを作ることで、

案件受注の可能性が高まる

ことに繋がります。

集客には直結しませんが、案件獲得には大いに役立つということです。
つまり、クライアントに対する営業ツールとしては抜群の効果を発揮します。

ブログじゃだめなの?

ブログでも良いとは思いますが、その場合は無料ブログサービスを使うのはなるべく控えた方がいい気がします。
ワードプレスが使えて、HTMLやCSS等の知識がある人であればブログ型でも良いと思いますが、私のような営業系フリーランスは、おそらくそこまでの知識は無いかと思われます(私だけか笑)ので、個人でも利用できるホームページ作成サービスなんかを使うのが良いでしょう。

ホームページに載せた方が良い情報って?

というわけで、ホームページを作る際にどんな情報を載せるのが良いのか?なのですが、もちろん一概には言えませんが、会社で制作するような大掛かりなウェブサイトを作る必要は一切ありません。

大事なのは見込みクライアントから見た時に、フリーランスがクライアントから判断されるためのコンテンツ内容となります。

何を提供(どんなサービス、価値)できるのか?

まず最初はここですね。
どのような業務を請け負うことができて、クライアントに対してどのような価値を提供できるのかを明記しておくのが良いでしょう。

価値を提供する・・?
となると、少々わかりづらいかもしれませんので、

  • クライアントが困っていることはこういうことなんじゃない?
  • クライアントがこれをやるのは手間なんじゃない?
  • クライアントがこれを実現するには高いコストが必要になっちゃうんじゃない?

みたいなことをイメージして、その困りごとを解決しますよ的なことを明記するのが良いんじゃないかと思います。

どういう流れで仕事を請け負うのか?

何気にここも重要なコンテンツです。
フリーランスに仕事を依頼するにあたり、どのようなフローを取る必要があるのかを明記しておきましょう。

業務を開始するまでの間に、クライアントとどのような作業や、お互いで用意する物品や書類などの必要性があるのかなどを書いておくと良いと思います。

いくらで業務を請け負うのか?

良く会社のホームページとかだと、「詳しい料金はお問い合わせ下さい」だとか、「まずは見積りをしますのでお気軽にお問い合わせ下さい」だとか書いてあるのが結構多いと思うんですけど、

ちゃんと価格は書いておけ

が正解です笑

実際は個別の案件に応じて価格が変わる可能性だってもちろんありますが、価格が明記されている・明記されていないで、クライアントからの印象は大きく変わります。

価格には何が含まれていて、追加料金としてはどのくらいかかるのかなど、クライアントがフリーランスに依頼するにあたっての費用がわかるようにしておくと良いです。

どういう人がやっているのか?

いわゆるプロフィールですね。
クライアントから見て、この人はどういう人なのかを知ってもらうために必ず必要となる情報です。
とは言え履歴書とは違うので、学歴だとかまではわざわざ書く必要は無い気はしますが。
仕事へのこだわりや想いなどの仕事観を書いておくのもおすすめです。

写真は載せた方がいいの?

これについては賛否あるかもしれませんが、個人的には載せた方が良いと考えてます。

仕事を発注する側から考えると、そりゃそうだよねってなるかと思うのですが、会社(組織人)ならともかく、見ず知らずのフリーランスの顔も見ずに仕事を発注はなかなかしないはずです。

見た目って思った以上に大事なものなので、

  • この人なら一緒に仕事ができるかも
  • 雰囲気良さそうな人だから、とりあえず話だけでもしてみるか

と思ってもらえるように、写真はなるべく載せた方が良いです。

実績はどんなものがあるのか?

やはり会社でもフリーランスでも、実績があるに越したことはありません。
過去の実績をちゃんと載せておくことで、クライアントがフリーランスを自社のパートナーとして信頼できそうかまでを含めた判断がしやすいです。

実績はあればあるだけ載せるのが良いのは間違いないのですが、特にフリーランスになりたての頃ではそこまでたくさんの実績を持つことはなかなか難しいのではないかと思います。

そういった場合は、自身が会社員のときに手掛けていた仕事や案件、業務領域を書いておくのが良いでしょう。(実績はありませんと正直に書くのはあまりおすすめしません)

もしくは手っ取り早くフリーランスとしての実績を積むために、今は本当にエージェント事業者がたくさんいますので、最初はエージェントに登録し、案件をこなしていくという手もあります。

ホームページを作ることで生まれるメリット

ホームページを作っても集客には直結せず、営業ツールとして効果を発揮すると書きましたが、実際にメリットとしてはどういうものがあるのかを紹介します。

これは私が実際に体験したことでもあるので、ぜひ参考にしてもらえればと思います。

クライアントへの営業時に有利になる

クライアントと面談をする際、最近の面談では相手がPCを持ってきていることがほとんどだと思うのですが、自身のホームページがあればぶっちゃけ履歴書的なものを持参する必要がありません。
だって、ホームページに書いてあるんですもん笑

私自身、これまでで履歴書とか職務経歴書とかを面談時に持っていったことは皆無ですし、なんなら自分がやっているサービスに関する説明資料なんかも持っていませんので、ほぼ手ぶら状態でクライアントと面会します笑

クライアントは、実際に話す際には手元のPCなりスマホで、自身がやっているホームページを見てさえもらえれば良く、こちらはその場でサービス内容の補足説明やクライアントからの質問に答えるだけでいいんです。

面会後においても、クライアントはホームページを見返せば、その人がどういう人だったかを思い出しやすく、印象にも残ります。

人から紹介してもらいやすくなる

フリーランスになると、フリーランス同士の繋がりができたりするんですが、そういった繋がりから案件を獲得するのにも超絶威力を発揮します。

紹介する側は、自身が作ったホームページアドレスをクライアントに紹介するだけで良いし、その場合はクライアントも事前にホームページを見ているので、実際にクライアントと会った際の第一印象が違います。

私の場合だと、以前案件をご一緒させてもらっていたフリーランスの人から、「URL紹介しておいたから!」みたいなかたちで、ある日突然Facebookのメッセンジャー経由でお話を頂いたこともありました。

ほかのフリーランスとの差別化になる

ちゃんとウェブサイト(ホームページ)があるんですねえ・・

って言われたことが、これまでで一度や二度ではないです。

どうやら、多くのフリーランスはホームページを持っていないようです笑
(検証したことは無いです)
これは、言うなれば他のフリーランスとの強力な差別化になります。

印象的な話となってしまうかもしれませんが、例えば同じような人柄で、スキル、実績も似たり寄ったりのフリーランス同士での競争となった場合、ホームページがある人と無い人では、ある人の方に発注しようかなとなりませんか?

なんでかって?

・・・なんだかちゃんとしてそう・・・

だからです笑
この「ちゃんとしてそう」というのが思った以上に大事なんです。

サイトの見た目にこだわる必要は無し!

じゃあ作るからにはとことんこだわってやろう!
デザインはプロのデザイナーにお願いして、かっこいい、スタイリッシュなホームページにしないといかんな!

っていう気持ちはわかるのですが、正直そこまでこだわる必要は無いです。
こだわっていたら、いつまで経ってもホームページ自体が完成しません笑

サイトの見た目で勝負する必要ある?

フリーランスのデザイナーとかであれば少し話は変わってくるかもしれませんが、そうでないのならホームページの中身(コンテンツ)で勝負するべきです。

クライアントが見ているのは、ホームページのデザインではなく、そのフリーランスがどういう人なのか、どういう実績があるのか、どういう仕事なら任せられるのかを見ていますので、見た目で勝負する必要は一切ありません。

サイトの見た目にこだわりたいのなら素直に外注するべし

とは言え、例えばWordで作ったレジュメのようなホームページはさすがにどうかと思うので、サイトの見た目にこだわりたい場合は、素直にデザインを外注しましょう。

SEOにだってこだわる必要は無し!

せっかくホームページを作ったんだから、検索エンジンで上位に表示されることを望む気持ちはわかりますが、いちフリーランスがそこまでやる必要も無ければ、できないことに気付くでしょう笑

フリーランスとして独立し、ホームページを開設し、いざSEOにも力を入れて検索順位を上げてやるぜ!って思っても、オーガニック検索で表示される領域は、ほぼレッドオーシャンです。

競合相手はたぶんほとんどが法人ですよ?

自身が活動をする領域のサービスなどで実際にウェブ検索してみるとすぐに無理だとわかります笑
だってほとんどが会社なんですもん!

  • そもそものページ数の違い
  • ホームページに掛けるコストの違い
  • SEOやデザイン、広告に掛けるコストの違い

同じ土俵で戦っても勝てるわけないです。

なんなら、仮に検索上位まで上がって問合せが来まくったらどうします?
とてもさばき切れないですよね笑

検索結果で上位じゃなくたっていいと割り切る

なので、SEO対策を万全にして検索上位を目指す!なんてものは早々にあきらめましょう!
もっと多くの人に見てもらいたければ、それこそリスティング広告とかを利用すればいいわけですし。

上位でなくても、何故か見つけてくれる人だっています。
過去私もホームページ経由での問い合わせから案件が決まったことがあるのですが、思わず聞いちゃいましたよね、「どこで見つけたんですか?」って笑

良く覚えてないけど、Google検索ですって言われた時には、「良く見つけましたね」って言っちゃいましたよ。
※ちなみに私のホームページは全然上位表示されてないです。

ホームページは自分でサクッと作ってしまおう!

というわけで、フリーランスになったら自分のホームページを早い段階で作っておくのがおすすめです。

ホームページは、自分で簡単に作ることができるサービスがたくさんあります。
私もHTMLとかCSSとかPHPとかJavaとか、そういったことはなーんにもできませんが、そんな私でも作ることができましたので、ぜひ皆さんも作ってみて下さい。

あとがき

いかがでしたでしょうか。

フリーランスであっても、自分のホームページを持っておくだけで、クライアントへの信用を高めることができるようになります。

名刺、メールアドレス、ホームページはとりあえず用意しておくべし!まる。

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