フリーランスの仕事

営業系フリーランスの年収って実際どのくらいなの?

2020年12月15日

フリーランスの年収について話します

こんにちは、まっつんです。

この記事を書いているのは2020年の12月なんですが、そろそろ2020年も終わりですね。
年齢を重ねれば重ねるほど、年の瀬感、年越し感が無くなっていく現象は一体何なんでしょうかね。

子供の時は、毎年の冬休みとかクリスマスとか、年末年始が楽しみで仕方なかった気がするんですが・・、もうね、40歳にもなると「年末年始の特別感」といったものは全くありません。
(仕事の面では年末挨拶とかあるので、年末感はあるけど「特別感」はやっぱり無い)

さて、フリーランスにとっての12月と言えば、会社で言うと、いわゆる「決算時期」にあたるわけでして。
自分が今年どれだけ働いて、どれだけお金を稼ぐことができたのかをあらためて整理する時期なんですよね。

で、このブログをたまたま見つけて閲覧してくれてるみなさんの中には、
「来年からはフリーランスとして活動すっぞ!」
なんて人もいるかもしれないんですが、

営業系フリーランスになったところで、いくら稼げんのよ??

って疑問に思う方もいるかなと思ったので、今日は営業系フリーランスとして活動をしている私のリアルな体験として、どのくらいの年収になるのかを赤裸々に書いていこうと思います。

フリーランスとなってから初めての案件で1年目は終わりました

私、2015年からフリーランスとして活動を始めてるのですが、最初の1年目は、初めて案件として貰えた仕事のみをおこなっていました。

え、1案件だけ?
って思うかもしれないんですが、1案件だけです(笑)
当時の私は、他の案件や仕事を取りにいったり新しく仕事を作ろうとしたりってやってなかったんですよね。

たまたま縁を貰えた仕事をちゃんと頑張ろう!って思っていたのと、他のことを考える余裕がなかったってのもあります。

フリーランスとしての初年度売上は480万円

そんな初めての案件ですが、業務委託費としては月額40万円で請け負いましたので、
40万円 × 12ヶ月で、初年度の売上(=年収)は480万円でした。

あ、ちなみに税込です(笑)
(消費税アップはほんと勘弁して欲しかった(笑))
当時の私は、相場感や自分がどれだけの欲しいのか、またどれくらい要求して良いものなのかも何もわかっておらず、40万円でいいっすよー!なんて言ってました(笑)
(ちゃんと自分が提供できる「価値」に合わせて費用は決めましょう)

フリーランスの平均年収はどのくらいなの?

ざっと調べてみると、ランサーズさんがこれまた超絶キレイにまとめてくれてました(笑)
ほんと、今の時代はネットでちょっと調べてみるだけで、すぐに見たい情報が得られますね。

これによると、
・フリーランス全体としてのボリュームゾーンは200万円-600万円程度

となっていることがわかりますが、昨今の副業ブームもあるため、フルタイムでフリーランスとして活動をしている人達だけでに絞ると、400万円から600万円あたりがボリュームゾーンであると想定できそうです。

私のような営業系フリーランスにおいては、同じく400万円から600万円がボリュームゾーンとなっているようです。

私が「40万円でいいっすよー!」なんて超適当に言ってたのが恥ずかしい&クライアントには感謝しかないのですが、どうやらまんまとボリュームゾーンで請け負ってたみたいです。

ぶっちゃけフリーランスになって5年で年収はどうなった?

営業系フリーランスの年収グラフ

だいぶ生々しいので縦軸は消したのと棒グラフは少しいじってます(笑)が、
・わかりやすい特別なスキルセット無し
・会社員の時に輝かしい表彰とか栄誉的なものは一切貰ったこと無し
・営業、営業企画、アライアンスの領域で15年以上のキャリアを持っているだけ

の私が、2020年12月現在、フリーランスとなってから6年目を迎え1年目と比べて年収どうなったのよ??
についてグラフにしてみました。

こうやって見ると、やはり波があるのがわかりますね。

業務のバランスと収入のバランスを取るのがめっちゃ難しい

フリーランスになると、業務領域や業務に割り振る時間を自分で決める必要があり、その案配が思った以上に難しいです。

収入としては上がるし、案件としても良いから、ちょっと無理してでも受けてしまう。
2年目のバーンと上がったのがそれなんですが、自分の稼働限界というか、頭の整理がつかずいっぱいいっぱいになってしまった時期なんですよね。
そして、そこから徐々にコミット量や業務対応時間を調整したりして少しずつ安定させることをやっていました。

営業系フリーランスは、突き詰めると

・自分の時間を価値としてクライアントに売る

ことになるので、いわゆる労働集約型のモデルになるんですよ。
詰め込み過ぎるとストレスになったり、家族との時間が持てなくなってしまったり、私生活にも影響が出かねないので、業務量の調整をおこなったのが3-5年目です。

柱となるクライアントを持つことがとても大事

3年目以降からは、1年目の収入を下回ることが今のところありませんが、これは当初よりお取引をさせてもらっているクライアントさんがあればこそなんですよね。

会社の事業でも同じことが言えますが、柱となる取引先を持つことってものすごく大事で。
これからフリーランスとして活動をしていく人も、継続的に契約更新をしてくれる柱となる取引先との関係性をしっかりと保つように心掛けましょう。

良好な関係性を保つ秘訣はぶっちゃけ1つだけ。
日々の業務への向き合い方や人付き合いを誠心誠意おこなうことです。

【まとめ】営業系フリーランスでもちゃんと稼げる!?

いかがでしたでしょうか。

ほぼリアルな数字を書いたことで、「全然稼げないじゃん」と思う人もいるだろうし、「思ってた以上に稼げるじゃん」と思う人もいると思います。

今回は私の例として書いてますが、営業系に限らずフリーランスとなればある意味年収は「青天井」で上げることだって可能です。
単価を上げるなり、業務領域を広げるなどをすることで年収自体は上げることができます。

ITの領域だけで言えば、エンジニアの方であれば結構簡単に年収800万円から1,000万円くらいはいけちゃうんじゃないかと思ったりもしますが、営業系フリーランスであっても、1,000万円以上を稼ぐ人だっています。

今回の記事が、フリーランスを始めたばかりの誰かの役に立てばなによりです。まる。

-フリーランスの仕事